今日は”オモロ〜”じゃなくて真面目なお話

 コンコンについて、深く深く語っちゃいます。トウモロコシは『風培花』(フウバイカ)といって、風によって受粉します。なるほど、よく眺めてみると、風で受粉するのに最適の姿をしているじゃありませんか。茎の頂上にあるのが雄花、実のところに出ている毛のようなものが雌花の痕跡です。風によって飛ばされた雄花の花粉で受粉します。したがって、近くに違う品種のトウモロコシを植えるのは避けなければなりません。交雑し易くなるからです。また、1列で栽培すると実入りが少なくなるため、必ず2列以上で栽培するものだそうで、さすがにワタクシ慌てました。。。もう、遅い!地主さんに交渉あるのみ!「お願いですぅ〜、もう1列貸してくだされ〜っ!」 ひげの部分には多くの薬効効果があり、『南蛮毛』(ナンバンゲ)という漢方名があるほどです。利尿効果が高く、糖尿病、腎臓病などに効きます。ひげを煎じて飲むと、シミ・そばかすのもとになるメラニン色素の排泄効果もあるとか。ん〜、なんて優れモノ・・・