今日から師走です!

 そう聞くと、なんだか心がそわそわざわざわするのは、誰しも同じでしょう。大掃除の月を11月にして、少し暖かいうちに済ませてしまおう!と毎年思うのですが、また今年もいつの間にか師走に突入してしまいました。ぎりぎりにならないとエンジンがかからないのは、ワタクシだけでしょうか?今年1年があっという間にバタバタと過ぎていきそうです。こんな時はまったりと優雅な話題で気分を落ち着かせましょう。先日制作した干し柿の中で、『橙(だいだい)色』という表現を使いましたが、この歳になると日本情緒の豊かさに心が癒されることが多くなってきたような気がします。”色”の表現も日本独特のものっていいですね。橙色、萌黄(もえぎ)色、緋(ひ)色、鳶(とび)色、瑠璃(るり)色、鼠(ねずみ)色、漆黒、紅色、桃色、鶯(うぐいす)色、あずき色、浅葱(あさぎ)色などなど。その色の名前自身に意味が込められていますよね。『浅葱色』だと、”浅い””玉葱(たまねぎ)”の色。玉葱の伸びてきた芽の色です。「♪真綿色した〜、シクラメンほど〜、」という有名な歌がありますが、”真綿色”っていうと、ほにゃララ✿ファームでもついにはじけて見られるようになった、✿ふわポン✿の色。純白・・・より少し暖かみのあるような白になるのでしょうね。自然と密着して生活してきた日本人の粋な感性がうかがわれます。